本県支部長山本富彦氏（76法）が制作する「南総竹細工」が、令和3年度千葉県伝統的工芸品として新たに指定され、11月１５日に県庁で指定書の授与式が行われた。

　師から継承した技術・技法を生かし、新たな感覚や独自の工夫を取り入れ、竹細工を身近でありながらもより高い芸術作品に作り上げて来たことや在住の市原市の進達を得たことが今回の栄誉につながったのである。

　氏が、数年前からホ－ムカミングデ－の本県出店ブ－スで制作実演を行っていたことをご記憶の方々も多いこととと思う。コロナ禍が終息し、皆様と再会できるようになったその日には、さらに円熟した氏の技術が見られることと期待していただきたい。

　なお、指定書授与式当日の様子は、地元千葉テレビや新聞で報道された。インタ－ネットにも記事が取り上げられているので、是非ご覧いただきたい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　工藤　敬（千葉県事務局/84文）　記