埼玉県西支部情報

支部長 奥平 文雄/おくだいら ふみお(76史)
事務局 原 泰明 (96神)

※支部の連絡先は院友会本部へお問合せください。

うちわ工房しまの 埼玉県入間郡越生町越生740番地(越生駅下車 徒歩6分)  

電話 049292-2273(月曜定休日)


院友会埼玉県西支部より、会員の島野 博行さん(83法)をご紹介します。

島野さんは「越生うちわ」作り30年余、創業140年の家業を継ぐ5代目として地元唯一のうちわ職人です。大学在学中は合気道部の第16代主務として活躍されました。

店舗は越生梅林に行く街道沿いにあり、築120年の古民家を利用した店内には各種うちわが約400本展示されています。うちわの材料は地元産を使用、島野さんご自身が切り出した真竹と丈夫な小川和紙が使われています。柄に横一文字に肩骨がはめ込んであり、丈夫で扇ぐ風も強いのが特徴です。

うちわ作りの体験(経費¥900)もできます。和紙に貼り付ける押し花などは準備されており、貼付が可能な材料の持ち込みもできます。完成まで約50分、糊が乾くまで囲炉裏や長火鉢など、古民家の見学も楽しめます。

越生町観光協会会長の要職にあり、地元のハイキングコースや史跡の紹介、うちわ作りの出前授業など、越生町の広報に尽力されています。

昨年(令和3年)のNHKテレビの大河ドラマ「青天を衝け」の終盤の壮絶な場面の舞台となった越生町、志なかばで自刃した渋沢平九郎(渋沢栄一の見立て養子)のゆかりの地です。近くには渋沢栄一が宿泊した旅館や法恩寺(平九郎埋首のお寺)などがあります。渋沢栄一は國學院大學にも深い関わりがあります。(國學院大學学報/202111月号掲載)

越生梅林を見学後、伝統と今をマッチさせた「世界にひとつだけのマイうちわ」を作ってみませんか。

埼玉県西支部事務局 記

 

國學院大學


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